【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第21章 君が好きだと言う話
産『、君がいれば
それはきっと現実になるし
私は絶対にそれを実現する。』
また表情が変わった。
今度は任せろと言わんばかりの
決意に満ち溢れた顔。
「私と仲間たち、そして耀哉様がいれば
絶対に実現しますから。」
何でか信じてしまう。
本当に不思議な娘だ。
産『鬼が居なくなって、
僕も君も生きていてそんな幸せがあったら
何て幸せなんだろうね。』
また変わる、その顔も好きだ。
何もかも包むような優しい笑顔。
「そんな幸せは当たり前になりますから。」
産『君が言うと、全て本当にそうなりそうだ。』
予測のできない不思議な君。
幸せを運ぶ天使。だなんで、
上手いこと言ったもので
くさい言葉だと分かっていても
何だかしっくり来てしまう。
「なりそうじゃなくて、なるんです。
私はそれを叶えるためにココに居るんです。」
何度でも繰り返し思わされる
君が好きだ。どうしようもなく好きだ。
産『全然本、読まなかったね。』
「はっ!しまったっ!!!!!」
なんて勿体ないことをーっ!!と
悔しそうにする姿も面白くて好きだ。
産『いつでも来ればいいし……。
今日好きな物借りても構わないよ。
相談役の定期会議の時にでも、
返してくれれば良いから。』
「はいっ!!」
月に1回情報の共有として
2人で行う定期会議。
その後のお茶会が1番の楽しみなんだ。
産『。』
「はい?」
僕は策を練るのが仕事の1部なんだ。
産『が好きだ。』
「……うぅ。だからそれには……」
君を落とすためならどんな手も使うよ。
産『なら、僕が諦められるまで
君を好きで居させておくれ。…駄目かい?』
その可愛い顔が見れるなら
犬にだってなってもいい。