【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第2章 おいでませ鬼滅の刃。
「こ、こんなに沢山頂けませんよ!!」
ちょうど埋葬が終わった頃、
柚樹が大きな風呂敷を持って街から帰ってきた。
柚『ふふふっ、似合いそうだなぁ。
と思って見ていたら
買いすぎてしまったみたいでねぇ。』
を撫でながら
柚樹は満足気に微笑んだ。
「こんな綺麗な着物…似合いません…」
あまりに上等なそれを見て、
自信なさげにつぶやくと、首元をガッと掴まれる。
義『俺の相方が選んだ物の趣味が
悪いって言いてぇのか?あぁ!?』
「そうではなく…『じゃあ、問題ねぇなぁ!』
……は、はい!ありがとうございます!!」
何も言わせないとばかりの迫力に
押し負けたはせめて家まで
風呂敷を持たせてくれと、
柚樹に言いよったが聞いて貰えず
駆け出した2人の後を
鬼ごっこのように追いかけ帰路についたのだった。
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「流石です!追いつけませんでした!」
『『…。(全力だったのに雪の中、
ピッタリくっついてきた。)』』
柚『…義慈。この子はたぶん色々と化けるね。』
義『…それは、否定できねぇな。色々と。』
2人は遠い目をしながら
ボソボソと話している。
「…。なんでさっきから
ちょくちょく遠い目をして話すんですか。
しかも、ボソボソと…。」
柚 義 『『なんでも ないよ/ねぇよ。』』
「絶対、なんかあるやつ……!!」
風呂敷を寄越してください!
せめて家まで運びます!と涙目のをみて
可愛いよりも先に息の切れて居ないことに
驚愕している2人であった。
柚『(下手したら総合的に僕らより強いんじゃ。)』
義『(師になるとか言って、俺らのが弱かったら
かっこつかねぇんだが。。。)』
「…な、なんで何も喋らないんですかー!」
柚 義『『(むしろ自分が鍛え治さないと。)』』
「(2人は私に合わせて走ってくれたのかな、
優しいなぁ。ほんとに。)」
なかなかすれ違いの多い
師弟関係になりそうです。