【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第10章 師範の気持ちと最強武器
□師範の気持と最強の武器
柚『これまた…、豪華だねぇ。』
あの後、しのぶが早々に目覚めたので
1人で寝かせるのも何だと、
支心亭に連れ帰られたは
結局朝まで目覚めなかった。
「おはようございます、柚樹さん…。」
ほんのり目の周りが赤いは
恐らく目覚めた時に自分の行動を思い出し、
何とか謝罪の意を示そうとしたのだろう。
朝食はやけに豪華に作られていてた。
柚『ふふ、おはよう。よく眠れたみたいだね。』
「はい。お陰様で…。お恥ずかしい限りです。」
すいませんでした…。と
肩を窄め頭を下げる。
その様子に柚樹はクスクスと笑うと
もうすぐ義慈も来るから座っていないなさい。
と、中々頭を上げないを座布団へ座らせた。
「あの…。これカナエさんとしのぶに
作ったので渡して貰えますか?」
一応、昨日のお詫びのつもりで作ったんです。
そう言ってお重箱をおずおずと差し出す。
柚『今日は僕も義慈も休む予定だから、
後で皆で持っていこうか。』
「お休みですか??」
予想外の答えに目を丸くしたの頭を
よしよし と撫でてやる。
柚『僕も義慈も働きずめだったし、
今日の昼頃の刀が届くらしいから
一緒に色変わりを見ようと思ってね。』
「それは、本当ですか!!!」
そう言って瞳をキラキラと輝かせたが
ハッとした顔をして、突然ズーンと暗くなった。
柚『…どうしたんだい?』
そんな様子に柚樹は首を傾げると
遠慮がちな声が聞こえてきた。
「お借りしていた刀、折ってしまって。」
わざとじゃ無いんです、と
余りにも申し訳無さそうに言うものだから
またクスクスと笑いながら答えた。
柚『何だ、そんな事かい。
あの刀は予備の刀だから気にしないで良いよ。』
だいぶ叩いて貰ってなかったから
今日ついでにお願いするつもりだったし。
それを聞き、分かりやすく安心した顔をしたは
礼を言い、そそくさとお茶を入れ始めた。
すると、ゆるゆると襖が開く。
義『…………はよ。』
朝に弱い義慈は半開きの目を擦りながら
フラフラと席に着く。