【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】
第26章 命懸けのかまかけごっこ
「ならば、1つ欲を言っても良いですか?」
無惨「…………好きにしろ。」
好きにしろ。 という言葉に
また目をキラキラと輝かせたは
期待を込めてやけに明るい声で
何とも言えない 欲 を無惨に投げつけた。
「私っ!無惨様の笑顔が見てみたいです!!
何をしたら笑ってくださいますか?」
このふざけた 欲 が何故まかり通ると思ったのか
言葉が終わると同時に無惨がを
掴みぶん投げるのも無理はない事だろう。
無惨「……………愚図が。馬鹿にしているのか。」
「…っ…きっと…か、かっこいいと思って
…す…すいませんせ………うわぁっ!!」
鬼舞辻無惨の姿 は黙っていれば美しい。
それは確かにそうなのだが
かっこいい 等と緊張感なく言い放った
はまた バチンっ。と触手で
弾かれ割と良い勢いで吹っ飛んだのだが
何故かその顔はニコリと笑っていて
無惨はまたその異様な姿に片眉を上げる。
「………い、痛い……。
けど…お優しいですね無惨様は………。
私を殺すことなど造作もない事でしょう?」
無惨「(………計られたのか…。
恐怖心の欠片も見えぬ……化け物。
恐らくそれが………1番近い答えなのだろう。)」
普通ならばこんなに笑える威力ではない
容赦ないツッコミを軽く受けて笑う。
そして 優しいなどと機嫌が良さそうな
に対する 何 という無惨の結論は
”化け物” それで一旦まとまったらしい。
そこからは、
これから見極めるつもりなのだろう。
満足したらしい無惨は何故血を与えても
鬼にならないという
疑問を残しつつもその場でボソリと呟いた。