第25章 強化合宿はじめます

「やっぱ絶対変態だって思われたよね！？
固まってたもん…。けど怒ってなかったよね。
……な、慣れてる風は…穢れっぽかったかな。
あの時の話してくれた内容的に
純粋に見えなきゃ手出しやすいかな？なんて
思ったけど……違うよなぁコレ。…やりすぎた。
路線確実に見誤った…これじゃ痴女だよ本当。」



実「…おい、……わざとか？わざとなのかァ？
確かに積極的だったけどなァ…穢れっぽいとか
嫌な印象は…ねェぞ…っこのっ！！寧ろ変態でも
別にっ！！クソっ！！てかなんだその理由っ！
…あ”ぁっ！！頼むから避けないでくれェ！！」






驚いたのは本当だが、嫌など思わないし
自分の 可愛いくて萎える 防止の為の行動
何て…可愛い理由でこうなるほど無理したなら
とりあえず、愛しすぎるんだが…。



とにかく反射があまりにも完璧すぎて
スカスカ と手が宙をきり本当に捕まらない。


とにもかくにも触れたい。と手を伸ばし続け
もうそのやり取りにムキになってきた実弥も
本音がポロポロ零れている。


この2人は何でこうも上手にすれ違うのだろうか。