第4章 サボり。 ~青峰~
『青峰君!練習に参加して下さい!』
毎日毎日飽きない奴だな…
確か名前は だっけか?
『いんだよ…練習したら上手くなっちまうだろ』
そう答えると寂しそうな顔もした
その瞬間俺の心がズキッと痛んだ
何でだ?
『…私はバスケをしてる青峰君が大好きです。』
は?
ちょっと待て。
告白!?
どうすりゃいいんだ?
取り敢えず落ち着け俺。
『だから!!!』
言いながら泣いてやがる
『はぁ…わぁーったよ。』
重い身体を起こした
『…青峰君!!』
『今回だけだからな。』
『はい!』
俺はこいつに甘いのかもな。
でもだからサボりてのは辞められねぇ。
が居る限り。