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〜宵の中、蜜に酔う〜 《短編集》R18

第9章 歪んだ愛情




「せん、ぱい…、私…っ、もう…」


「分かってるよ。」


虹星先輩が私の拘束を解いていく。


「え………」


「今の莉亜ならどうせ逃げれないでしょ?ほら、気持ち良く、楽になりたいんでしょ?」


「は、い……」


「じゃあさ、まずオナニーしてよ。こっち向いて、足を開いてね。」



少し前の私だったら、即座に却下していただろう。しかし今の私は、何度もお預けをされて、快楽に飢えている。

なんと私は先輩の言葉に従ってしまった。



先輩の方を向いて、秘部がよく見えるようにM字型に開脚する。

そして片手で割れ目をくぱぁっと広げた。


「ん…っ」


先輩は私のアソコをじっと見て息を荒くしている。


中指を蜜壷にゆっくりと差し込むと、くちゅりと音を立てて奥へ沈んでいった。

そしてその指を前後に往復させる。

グチュグチュと水音を響かせながら、何度も何度も。


「あん…っ、んっ、はぁ…っ、気持ちいぃ…っ、んあぁ…っ」


一本では物足りなくなってもう一本指を中へ挿入する。そして親指の腹でクリトリスをこねくり回す。


激しい快楽にどうにかなってしまいそうだが、更なる快楽を求めてより激しくしてしまう。


チュクッ、グチュグチュ…ッ

静寂に包まれた部屋に卑猥な水音だけが響く。

「んあっ、イくっっ!!はぁぁっ、んっ、ああっっ!!!」


絶頂の波に呑まれる。全身が痺れるようだ。

でも、まだ止まらない。もっと気持ち良くなりたい。

指がまた一本増える。

中でバラバラと交互に動かすと、グポグポという音が中から聞こえた。


「あっ、んんっ、ひぁっ、虹星…っ、せんぱぃ…っ」



無意識に先輩の名前を口にしていた。


自身の指で乱れる私の姿に、先輩は魅入っている。


「んあぁっ!はっ、なんか…っ、なんか来ちゃうぅ!!しゅごいのくるぅ…っ!!」


ゾワゾワとした感覚が身体を伝った。

「んっ、…ああぁっ…っ!!」


アソコから噴水のように水が噴射された。


「や、あぁっ、何、これぇ!止まんな…、でもイイのぉ…っっ」


漏らしてしまったのかとも思ったが、違うようだ。透明で、無臭。



「もう潮ふいちゃったかぁ!お前すごいね!めっちゃエロかったし…。ねぇ、何して欲しい?」



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