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〜宵の中、蜜に酔う〜 《短編集》R18

第6章 最期の夜を君と飾る





「あっあっ…!また来る…っ、んあっ…イッちゃうぅぅ…っ」



またもや盛大に果て、ベッドにぐったりとうつ伏せになる。



「ちょっと、まだ終わってないよ。このまま終わるとか死ぬ前に死ぬんだけど…!」


裕貴がギンギンに硬くなったアソコを指さして言う。

「分かってるから…!死ぬとか言わないで……っ。せっかく忘れてたのに…」


「…ごめん。」


静かな病室に、気まずい沈黙が流れる。


互いに、こうしていられるのはあと僅かな時間だと悟ったからだ。


「莉亜……愛してる。」


「そんなの…、私だって……っ」


「だから…!」


裕貴が、強く…、悲しく……、縋るような眼差しで言った。




「最後の夜を、君と飾りたい。」








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「俺、初めてだし、上手く出来ないかもだから…」



「そんなの、私だって初めてだよ…。これが、最初で最後…。」



「そうか……。───いって…」



「無理しないで。私が、やるから…」






裕貴の身体は、完治していない。まだ不十分だ。

だから、私が上になるのだ。



裕貴の上に跨り、熱くそそり立った裕貴を手に取る。


そしてもう片方の手で自身の秘部を広げ、穴があるであろう場所にあてがった。



「ふ……、ん…っ!」



ゆっくりと腰を下ろしていくと、裕貴の大きかったおちんちんが私の中に呑み込まれていく。


奥へ入っていくたびにみりみりと肉が裂ける痛みを感じて、顔を歪めた。




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