第6章 最期の夜を君と飾る
「あっあっ…!また来る…っ、んあっ…イッちゃうぅぅ…っ」
またもや盛大に果て、ベッドにぐったりとうつ伏せになる。
「ちょっと、まだ終わってないよ。このまま終わるとか死ぬ前に死ぬんだけど…!」
裕貴がギンギンに硬くなったアソコを指さして言う。
「分かってるから…!死ぬとか言わないで……っ。せっかく忘れてたのに…」
「…ごめん。」
静かな病室に、気まずい沈黙が流れる。
互いに、こうしていられるのはあと僅かな時間だと悟ったからだ。
「莉亜……愛してる。」
「そんなの…、私だって……っ」
「だから…!」
裕貴が、強く…、悲しく……、縋るような眼差しで言った。
「最後の夜を、君と飾りたい。」
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「俺、初めてだし、上手く出来ないかもだから…」
「そんなの、私だって初めてだよ…。これが、最初で最後…。」
「そうか……。───いって…」
「無理しないで。私が、やるから…」
裕貴の身体は、完治していない。まだ不十分だ。
だから、私が上になるのだ。
裕貴の上に跨り、熱くそそり立った裕貴を手に取る。
そしてもう片方の手で自身の秘部を広げ、穴があるであろう場所にあてがった。
「ふ……、ん…っ!」
ゆっくりと腰を下ろしていくと、裕貴の大きかったおちんちんが私の中に呑み込まれていく。
奥へ入っていくたびにみりみりと肉が裂ける痛みを感じて、顔を歪めた。