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青空の彼方【ダイヤのA】
第6章 御幸一也の場合
「えっ…」
驚いて顔を上げた。
「たぶん…大丈夫だよ。御幸くんなら大丈夫。」
そこには優しく笑う真琴がいた。
情けなくて何も言えない俺ーーー
「さて…そろそろ戻らなきゃ。」
「あっ…う、うん…」
「じゃ…また明日。」
真琴は2~3歩下がってから振り返り歩き始めた。
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