第4章 番外編 学校祭
「えっ!やだ!やだ!」
真琴が騒ぎ始めた。
「やぁ~!もう、なんなのぉ!!」
今にも泣きそうな真琴の肩を哲さんが優しく抱く。
「落ち着け、真琴。そんなに騒いでたら余計寄ってくるぞ。大丈夫だ。」
「はっ…はい。。。」
御(えっ、えーっ!?何その展開?)
純(哲のヤロー、またいいとこ取りかよ!)
倉(真琴のくせに何しおらしく赤くなってんだよ。)
亮(あらら。またまた予想外。)
その時、暗幕の間から光が差した。
「なんの騒ぎですか?」
「ノリ~~!」
真琴はサッと哲さんから離れてノリの元に駆け寄った。
「うわっ…真琴!やっぱりここにいたんだ。クラスの奴ら捜してたよ?」
「うん、もう行く!帰る!」
「じゃ、すみません。教室戻りますね。」
ノリは先輩たちに頭を下げて真琴を連れて出て行く。
「真琴、打ち上げ行くの?カラオケだって。」
「ノリは?」
「今日は片付けとかで練習もないから行こうかな。」
「じゃ、ノリが行くなら私も行く♪ノリの歌聞きたい!」
仲良く話しながら去って行く二人を残された俺らは呆気に取られて見いた。
全員(えーーーーっ!?まさかのノリかぁぁぁぁ!!)
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亮「てか、倉持。」
倉「はい?」
亮「洋ちゃんって…」
倉「///!?」
純「洋ちゃん」ニヤニヤ
御「俺らもそろそろ行きますかぁ?洋ちゃん。」
倉「御幸、てっめぇ!」
哲「さぁ、行くぞ。洋ちゃん。」
倉「哲さんまで!」
亮「この後、なんだっけ?洋ちゃん。」
純「今日のご飯、なんだっけ?洋ちゃん。」
御「腹減ったぁ~洋ちゃん。」
倉(くっそー!真琴のヤロー!!)