第7章 掃除のはずが…
「よくある事だ…ー…」
そう言って私の頭を撫でてくれた。
私はリヴァイに撫でられながら大泣きした。何故か涙が出てくる。
でも、リヴァイは泣いていることなんか気にせず色々と話をしてくれる。泣いている私を慰めてくれている。
怒ったりしない。いつもより少し優しい声だ。
私は余計に泣けてきた。(なんでこんなに優しくしてくれるの…あんな仏頂面なのに…)
私は数十分泣いた。
泣き続けて少し疲れた。
目がパンパンに腫れている。
「…すびません…兵長の服汚してしまいました。…ズビッ」
(うわ、大胆に汚しちゃったよ)
「…いい、お前は少しここで寝ていけ…掃除もよく頑張った。
夕方に帰ればいい。今日は掃除だけでいい。明日は訓練をする。夕食の時、活動内容はエレンに伝えてもらう。わかったな?」
と、リヴァイが言った。
「…はい。わかりました。すいません」
と、私が言うと、
「その汚ぇ顔、早く治せよ」
と、一言言って汚れた服を脱いで出ていった。
(…すいません。仏頂面とか言って…兵長が愛される理由がよくわかったと思います。兵長の服、洗濯して返そっかな…)
私は掃除して疲れたのもあり、リヴァイのベットで少し寝た。
少しのつもりだが、しばらく寝てしまったらしい。
(兵長のベット…匂いが新鮮だな…)
寝ていると、リヴァイの部屋に誰かが入ってきた。だが、私は深い眠りについている。
コンコンっ
「リヴァイ、入るぞ…」
「…いないのか、リヴァイ、寝ているのk…」
…
エルヴィンが入ってきたのだ。
「?にょほん…なぜ…」
エルヴィンはびっくりしたが、冷静に持ってきた資料をリヴァイの机に置き、少しにょほんの寝顔を見て出ていった。
…