第12章 雄英体育祭
~葵 Side~
相澤先生が体育祭の事について話し終えた後、天哉は独特な燃えかたをし、お茶子は顔が全然麗らかじゃなかった。
お昼を出久とお茶子と天哉と食べようと一緒に食堂に向かっている途中、お茶子が何故ヒーローを目指したのかを聞いた。
それを聞いて感動した天哉が拍手をしていると、オールマイトが出久にお昼を一緒に食べようと誘われ、ウチらは出久を除いて食堂でお昼を食べた。
そして帰り。ウチらの教室の前にたくさんの人だかりが出来ていた。
麗「何事だぁ!?」
峰「出れねーじゃん!何しに来たんだよ。」
爆「敵情視察だろ、ザコ。
ヴィランの襲撃を耐え抜いた連中だもんな。
体育祭の前に見ときてぇんだろ。
意味ねぇから、どけ、モブ共。」
飯「知らない人の事とりあえずモブって言うのやめなよ!。」
心「どんなもんかと見に来たが随分偉そうだなぁ。
ヒーロー科に在籍する奴は皆こんななのか?」
その人は人混みを縫い、ウチらの前まで来た。ウチは勝己の前に出た。
『申し訳ございません。あなた方に不快な思いをさせてしまって。』
A組の皆はウチの礼儀正しさに驚いていた。まぁ、雰囲気も変えたから驚くのも無理はないと思う。