第47章 夜

「天音､今日の舞踏会は色んな種族が来る､それで君はまだ"人間"であるが故に狙われる··だから」

ﾊﾟｻｯ
「わっ(黒いベール··今日のドレスも黒だから丁度いいな)」

「之には私達の力が付いてますからね｡外してはいけませんよ」

「はい(本当思うけど···私はとんでもない場所に嫁いだよね)」

「さて､行こうか」

皆が歩き出す

(楽しみだな··でも油断しないようにしないと···！)

ｷｭｯ
「···太宰さん？」

ﾎﾟｿｯ
「···可愛いね」

「ーーー··っ///」

(ホントの事なんだけどな)

まぁ··反応は大体知ってる····！


ｷｭｯ
「···ありがとうございます､治さん///今日はよろしくお願いします」


ばたーん！！
「きゃあ！太宰さんが倒れた！」

「新たな自殺ですか？」

「早く行こう」

「せめて心配しましょうよ！」