第47章 夜
「それで天音はドレスとかあるのかい?ないなら買いに行こうか?」
「ドレス···ならあります···初めて魔界に来た時に着せられた白が···でも舞踏会ならあまりはっきりした色よりは周りに馴染みがある黒がいいですかね?」
「いや、色んな種族が来るから色も派手だよ。私は見てみたいな··天音のドレス姿···」
「··シグマさん···なんか今日ははっきりと思い伝えてますね」
「バレた?完璧だと思ったんだけどね、あの子は今カジノさ」
「!?」
ぽん
「舞踏会の日は私と踊ってくれますか?天音」
わなわな
「こ··こ··こらぁ!//太宰さん!」
「だってこうしないと中々誘えないだろ?まぁ当日でも良かったんだけどね!」
「シグマさんに変身して私を驚かすのはやめてください!(確かに何時ものシグマさんではないとは思っていたけど···////)」
本物のシグマさんがはっきりと誘った感じがしたから。
◆◆◆
ひりひり
「いひゃい」