第45章 るーちあ
(ほんとに白い、起こさないようにゆっくり)
ズズッ
ぐいぃ····。
ギシッ
(よし何とか抜けれ···ん?)
···ズグッ
(なんか体が重くてだるい)
下半身が重い。
(まさか寝すぎ··!?)
「····どうかしましたか?」
びくー!
「せっ····起こしてしまいましたか?」
むくり
「大丈夫ですよ。充分寝れましたから」
「それはよかった~····でも」
チラッ
「お昼ご飯が完全に冷めてしまいましたね。再度温めてきます」
下半身のだるさを堪え私は部屋を出ようとする
そんな時だろうか
トン
「····体、痛いんですか?」
「せん···せ?」
ドアノブに手を出そうとしたら握られている。