第32章 ぱしゃ
すっ
「1回、だけですからね。····好きですよ」
「安心したよ」
(····?、何かあったのかな?)
ガチャ
「達彦、着替えてください」
「わぁ····!フェージャの制服素敵です!」
どや
「当たり前です。達彦も私の色違いですよ」
きらきら
「先生の制服姿も見てみたいです!」
うぐっ···。
(凄い子犬みたいに輝いてる)
でも
嬉しいな。
「着替えてくるよ」
パタン
「フョードル先生、楽しみですね!」
「私より達彦の制服姿が見たいんですか?」
(子供だ)
「そりゃ楽しみですよ、でも私はフェージャの色んな姿を見てみたいですね!」
きゅ~~····ん
「天音、どうも私は天音に対して独占欲があります」
「フェージャ?」
「本当は担当者などいらなかった。でも達彦から聞く貴方が気になり、こうして世話をしてくれる。これはいけない感情ですか?」
「·····っ////(それは)」
恋です