第30章 みじかい10
キュッ
(····考えたらキリがない。湯船入って温めて朝ごはんを····)
ぽやぽや
「···ここにいたんですね」
びく!!
「澁澤さん!?、起きたんですか···。まだ朝早いですから。」
「隣にいないのは寂しいですから。所で何故浴室?」
かぁ····
「····体が、痛いから····あたためようと」
すっ···。
「なら、私も入りますか」
「ーー!?、いや澁澤さんは朝ちょっと弱いんですか···んっ」
プハッ
「ダメですか?」
うぐぐ····。
「だめ、じゃない」
ーーーーー·····
ふわふわ····。
「~♪」
(匂い強い)
「ねぇ」
「はい?」
「匂い強いね」
がん
「臭いですか!?」
「違うよ。白麒麟の匂いが強いね」