第28章 みじかい9
宝石が輝く一面
(寒さとは無縁だったが···。)
どん!
「炬燵を買う!」
ーーーーー····
ぴんぽんぴんぽん!
「天音ーー!」
ガチャ
「はい~···どなた···どわぁ!!」
がばちょ!
「寒いから暖めて欲しい」
「言葉と手が逆だからー!」
「なんか寝起きの天音見ていたらちょっとね···。」
「寝起き違いますからー!··ぁっ///」
☆☆☆
ひりひり
「ごめんね」
「玄関でいきなりはいけません。でなんの用で来たんですか?」
「私の屋敷が寒すぎてね!炬燵を買いに行きたいのさ!」
(確かに。····ってか雪に紛れたから分からない貴方が炬燵を····。うーむ)
「分かりました。見に行きましょうか」
「でかいのがいいね」
「あるといいんですが···」