第23章 ねこねこ
カチャ
「天音くん明日は?」
「明日は探偵事務所です」
ぱくっ
「あー··。」
「ってかさ~。甥っ子のたっちゃん。天音に甘えすぎじゃない?」
「まぁまぁ。たっちゃんも家族に中々甘えられなかったみたいで··時たまですが私が母親みたいに接してあげてるんです」
「お姉ちゃんも僕の実家に来てくれないかな~?」
がたん
「それはダメだ!」
「まぁまぁ太宰さん」
もぐ
「そもそも僕は天音と付き合うのは賛成しない」
「ならば、たっちゃんに聞くけど天音にふさわしい人は誰がいいんだい?」
どやひこ
「僕!」
ぶー!
「ーー!」
盛大に吹き出した。
「今のは甥っ子が悪いよ」
「僕は素直に言っただけだもん、お姉ちゃん怒った?」
げほげほっ
「大丈夫よ、たっちゃん···ちょっとびっくりしただけ(この2人相性悪すぎ···!!)」