第19章 みつけた
がたたん···がたたん··
「次は~··〇〇~··〇〇~··」
『·······』
き···気まずい。
向かい席に座り電車に揺られる。
ちらっ
(あの日とは違う服装···髪の毛も今日は)
ぱちっ☆
「どうしました?」
ふるふる
「何でも··ない····いえ今日が楽しみだったなって」
「そうか。私もだよ」
どきっ
「····っ」
「···何で天音は海に興味があるんだい?」
「むかし··母と夕焼け空を見たんです。ほんとに綺麗な夕焼け」
思い出を懐かしむのか、
話を聞いていく内に分かったのは
天音家は代々マフィア関連で働いていた事
だが殺しなどはしたことない。