第12章 またもや会話
その写真には
ぺらっ
「····」
椅子から落ちる瞬間の天音を受け止めようとする使用人
ぺらっ
「····」
なびいたスカートを見つめる鼠
ぺらっ
「····」
倒れた天音のスカートの中に顔を埋める鼠の写真だった
ぶち
「てめえ!どんな写真を撮影しやがった!」
「とても可愛らしい色していましたよ」
「何色だね?」
「黒のヒモ」
がたたた
「天音くん!パンツ見せて!」
ばたーん!
「太宰くんは素直で宜しい」
「ふぎゃああ!//」
「あっ、天音の悲鳴が聞こえる」
「やらかしましたね太宰くん」
ーーーーー····
すー··はー··
「魔人はこんな柔らかい感触を··」
わたわた
「ちょっと太宰さん!いきなりはやめてください!//」
もむもむ
「だって魔人ばかりずるいんだもん!」
「だからっていきなり押し倒してスカートの中に顔入れな···ひゃっ!//」
···ピチャ
「私の舌先だけでぬれるなんて··いやらしい~」