第11章 みじかい 3
ガチャ
「天音ー!ただいま!帰宅したハグを···のおお!何しに来たフョードル・ドストエフスキー!」
「何って久しぶりに天音に会いに来たんですよ」
「天音は私のだもん!お義父さん泣いちゃう」
(29歳児が···)
ぎゅむ
「泣かないのお義父さん」
「そろそろ、段階踏むかい?」
「やりすぎは良くありません」
「!、お義父さんごめんなさい!フェージャ行こう!」
「!?、何故フョードルくん?」
「ごめんなさいね···お義父さん」
「貴様に呼ばれる筋合いはない!天音ー!お義父さんも行く!」
「だめ!」
びしっ
「?!」
あわあわ
「えっ····お義父さん、待ってて」
パタン
うるうる
「····天音に振られた」