3年滅組、それは問題児の集まるクラスでした。/ 鬼滅の刃
第3章 昼休憩
慌てて階段を駆け下りてゆくの姿を廊下の影から見ていた者が三人。どうやら騒ぎの最初の方からいたようだ。
「はあああ先生今日も可愛い……なんっであんな可愛いの?なに食べたらあんな可愛くなれんの……?」
「頑張ってるなぁ先生、健気だなぁ……」
「いつ見ても髪サラッサラのつやっつやだし……わかめ?わかめなの?わかめ食べればあんな髪になれんのね!?」
「ハッ!あんな喧嘩俺なら秒で沈めてやれたぜ!まだまだ修行が足りねんじゃねぇのかあいつ!」
「こら伊之助そんなこと言うなって。先生はただでさえ滅組というクラスを持っていて大変なんだから。応援しよう」
1年生の竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助だ。
自分の知らない所でそんな会話が為されているとも知らず、は急いで職員室に向かうのだった。