第3章 Sakurai.
たまに思うんだけど。
翔くんって、なんでそんなしっかりしてるんだろ。
言っちゃあかなり失礼だけど、
翔くんがリーダーした方がいいような....。
ある日、翔くんの家に遊びに来ていた私。
相変わらず頭の良さそうな部屋をしてる家に
思わず笑いがこぼれる。
「な、に。」
「いやあ、変わんないなあって」
テレビの時のキャラだとばかり思ってたけど、
プライベートもこんなんなんて。
さすが翔くん。
「え、それどういう意味に捉えていいわけ?w」
「あ、褒め言葉です」
新聞だっていろんなのあるし。
本も、雑誌もたくさん
「座んなよ」
ソファーに座ろうとしたら、
ふと目に付いたアルバム。
手に取り開いてみると、
「う、わっ」
びっくりした。
私との写真がたくさんあって、
1つ1つのコメントに細かい日記みたいのが
書かれていた。