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愛の囁きを。
第6章 Ohno.
おいらは気づいて欲しくて、
君に振り向いて欲しくて、
「あれ、大野くん髪切ったの?
なんだかカッコよくなったね!」
「愛里ちゃんも可愛くなったよ」
おいらは今日も気づかぬふり
「...これ、可愛い....?」
「とっても」
ねえ、気づいてる?
おいらが君をジッと見つめる理由も、
君がおいらの言葉でいちいち赤くする理由も、
すべておいらのせいなんだって、
そう思っても良いのかな。
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