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愛の囁きを。

第4章 Matsumoto.





「....んっ...?」


目を覚ますと天井が目に入る。


周りを見ればカーテンで仕切られ、
自分はベッドの上だと今になって気づく。

頭は包帯で巻かれ、

手首辺りには点滴の管でつながれ、



体中、包帯を巻かれていた。



どうやら自分は入院しているようだ。




ズキズキと痛む頭をおさえ、起き上がる

クラクラと目眩がするのは
副作用なのだろうか

それとも傷のせい....?


すると廊下あたりから複数の声
この病室に入るなり、

閉められていたカーテンを開けた。


「まつじゅっ....おま、目覚めたのか!?」


「俺、看護師さん呼んできますね」


「俺も行く」


現れたのは4人の男。

相葉さん、翔さん、二ノ、リーダー。



コンビニで食べ物などを買ったのだろう、
大きな袋を両手に持っていた。


「気分はどう?」


「ん、少しクラクラするけど大丈夫」



翔さんは「そっか」と言い、
袋から飲み物を取り出した

「飲んだら?」


「おう。ありがとう」



なんでか分からないけど、


入院してる理由も原因も
何もかも分からない。


それに、





何か忘れてる気がするんだ。




















 
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