第4章 Matsumoto.
行きつけのお店に行くことになり、
私達はお店へと向かっていた。
...にしても相変わらず
酔ってもないのにうるさいな、相葉。
「恥ずかしいんで静かにしてよ」
「だーって楽しみなんだもーん!」
だもーん!じゃないんだよ、相葉さん!!
可愛くないから!
二宮もなんか
他人事みたいにしてるし
こういうのって、
どう思いますかね。
「愛里さーん、」
と聞き覚えのある声がして、
私は「はあい」と間抜けな返事をした
そこにいたのは....
「潤、くん?」
なんとも洒落た格好の潤くんが、
不気味とも思える笑みで立っていた
「わ、お」
「彼氏の登場っすか、ドラマチック」
うっさいわ。外野。