第3章 Sakurai.
飲み始め、
もうそろそろ朝が来る。
グーグー寝てしまった奴らを起こし
帰る支度を始める。
「いびきなんて、本当にアイドルか!」
べしっ、と叩く。
起きてるのは翔と私とリーダーのみ。
付け加えるなら潤くんも起きてる。
ただ眠れなくてめちゃめちゃ不機嫌である
「あーいばー、にーのー、帰るよ~」
いつもコイツらには苦労する。
眠たいから寝る、
眠いから寝る、
そういうフリーダム精神の2人だからな。
「起きろっつってんの!!」
潤くんが不機嫌なんだからな!
という気持ちをこめると起きた2人
2人も起こし帰る支度も済ませる
「愛里は泊まってけばいいのにぃ」
「ついでに泊まるつもりだろ、ニノ。」
「あ、バレてました」
四人はフラフラしながら玄関へ。
なんでか相葉くんと潤くんの荷物持ち。
ひっどい扱い様だ!
嵐だからと調子に乗りおって!!
「明日も飲み会やろーぜ、俺んちで」
と翔が言う。
唯一酔っていないうちの1人。
「....ふふ、さーんせーい!」
「仕方ないですね~」
「またかよ...、まあいっか。」
「おいらもいいよー」
四人はそう言い、
それぞれ出て行く。
そして私も、とドアノブに手を掛けると
いきなり後ろから抱きしめられる。