• テキストサイズ

愛の囁きを。

第3章 Sakurai.




『翔くんって格好いいから
 いつも不安だよ、離れていかないか』


『離れないよ、約束したろ?
 愛里こそ居なくならないでよ?』






『居なくならないよっ!! ───────』






どこかで歯車が狂い始めて、
俺達の間を引き裂いたんだ。


そうじゃなきゃ、
君が約束を破る事はない。




『翔くん、今日はどこ行く??』


『そうだなあ、映画でも観に行く?』


『行く行く行く!!!』




もしも、
君を奪う奴がいたなら。


俺は、そいつを──────






「殺す。」







それは、最愛の彼女を失った彼氏の



ある日のお話───────。























 
/ 314ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp