第11章 影との遭遇R18
サスケ君が出て行くのと同時に
カカシさんにその場に押し倒され、
……無言で、服を剥ぎ取られて行く。
『え…ちょ…外に…
サスケ君が…いる、のに…』
抵抗虚しく慣れた動作で、
直ぐに下着だけにされてしまう。
『…カカシさん!』
「ん…なぁに?」
私の言葉など耳に入らないかのように顔が下がって、掴まれた脚の指先から舌で舐められて行く。
『…っ…そん…な…とこ…
──…汚い…っ!…や…っ!』
「そのつもりで出てったんだよ、
あいつなりに気を利かせたの
こうしないと今の俺が火影として使い物にならないの分かって、責めてた…でしょ?
……話、聞いてた?
君はサスケより、子供だな」
え?…今の会話って…そういう、事なの?!
それにカカシさん…なんか、怒って…る?
脚の指一本一本に、丁寧に舌を這わせながら、その内土踏まずやカカトにまで移動して行く。でもなんとなく、カカシさんから醸し出される色気に、微かな怒気が孕んでいるのを感じて──…少しだけ身震いをした。
「こっち見て」
私は外にいるサスケ君が気になって、上がりそうになる声を手の甲を口元に当て凌いだ。
「サスケが気になる?」
舌がふくらはぎをつたって登って来る。
もう片方の脚は指先で愛撫されていく。
『きっ、気になるに…っ、決まって、ます!』
「そう、随分サスケの事頼りにしてたんだね…
…ん…君のサスケを見る目…
ごめん…ちゅ…柄にもなく…嫉妬、してる…んだ…俺」
太腿に登って来た唇が開いて柔らかく、噛み付かれる。
『はぁ…っ…んっ、ん!』
その後少し強く歯を立て、また柔らかく舌を這わせる。それを何度も繰り返された。
掌は下着の上からお尻のラインを柔らかく揉み合げていくと、脇腹をくすぐるように撫でて行った。
「声…聞かせてやろうよ…
あいつ絶対、聞き耳立ててるよ」
『…そ…んな…ダメ…です…』
昨夜嫉妬して抱かれたのは、本人ではなかったけど…でも思考はやはり、似ているのかも知れない。
少しだけ意地悪な目に、下から見上げられ…ぞくりと下半身が反応してしまう。