• テキストサイズ

【文スト】marionnette

第3章 煙草


『火、付けるね』

嬉しそうなそれでいて何処か泣きそうな__

『煙管が好きだったたけど、紙巻も慣れると良いねぇ。』

__そうか。


風が吹く__声が聞こえる


『今度お酒持ってこようか...!』

__其れは有難いな。

『ふはは!まさか!こんな処に持って来たら罰が当たりそうだよ!ふふっ、本当に変わんないなぁ。』

__ん?そうか?

『うん、そうだよ...。』


〜〜♪

ふぅ。烟が立ち上る。

『_もしもし。』

"「おい!太宰を知らんか!」"

『国木田くーん、開口一番にそれはどうかと...。治とは居ないよ。』

"「嗚呼、すまない。そうか。そうだ、暇があるなら探すのを手伝ってはくれないか?」"

『うん、いいよ。手伝うよ。』

"「嗚呼、助かる。」"


ピッ

『...ふぅ。』

__又、太宰か?

『うん。本当相変わらずだよ!』

__そうだな...

『また来るよ...



__織田作。』


/ 53ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp