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【黒子のバスケ】僕らの育児ファンファーレ!
第1章 久しぶり
ーー
あり得ない。
いや、あり得るか。
一年前に会ってきりだった
睦月真珠が、駅前にいた。
そんなに身近にいた人間でもないのに
なぜフルネームで名前を覚えられていたのかは知らないけど
僕は、無言で彼女に近づいた。
僕のことを、覚えているかわからないけど
彼女は、僕の顔を見て驚いた顔をした
面識がある人か警戒していたのか
僕が名前を呟くと、なぜか安心したような表情を浮かべた
「お久しぶりです、赤司くん」
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