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罪と罰 -喜-

第2章 ねここ




うごうご
「やー!」

「あ〜、フェージャ落ち着いて··!?フェージャ?!」

おんぶ紐から抜け出し私の頭に乗る


「おわわ···落ちないでね···」

抱っこは嫌いかな?

浴室に着いて

「澁澤さん、今シャワー中ですか?出たらでいいんでちょっと見て···」

言葉の途中で


ガチャッ
「一緒に入るかい?」

いちかめ
濡れた澁澤さん

にかめ
濡れた上半身


さんかめ
「しゃー!」

フェージャが威嚇をして澁澤さんを爪で切りつけた。

ぶしゃー!
「のわあああ!?」


「フェージャ!?澁澤さん?!」


ーーーーー······


ちょんちょん
「へー··寝ていたらフェージャくんが··」


ぼわわっ
「ふー···」

「澁澤さんなら何か分かるかな?と思いまして」

ぺたっ
「ありがと、だけど私には分からないね。猫になる異能力者を見たことないからね」

しゅっしゅっ
「ふー、ふー!」

「フェージャだめよ。こっちにおいで」

今にも爪を立てるフェージャを抱き上げる
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