第5章 はじめてしらない
「よかった、そしたら今日はこのまま私の家で休んでください。雨は明日に止むと思いますから!部屋は案内しますね!」
「キミの、名前」
わたわた
「!、すみません!私は小吹天音と言います」
「···天音」
「はい!」
「天音、アリガト」
ふふっ
「どういたしまして!」
不思議な色してると思った
ーーーー···
ガチャ
「ただいま~!あれ?またプレゼント用意したの?」
「···ですね」
「ドスくんがプレゼント用意するとか怖いんだけど~··まさか毒薬?」
ふるふる
「これは」
ーーーー···
「どうぞ」
ぽすっ
「えっ、そんな!」
「ケガや色々とお世話になったお礼です」
「フョードルさんが元気そうでよかったです!プレゼント有難く頂きますね!」
とくん
「···僕は」
「?」
「僕は最近不思議な色を感じてます」
「色··ですか」
キュッ
「それは、真っ黒くて···何も見えない色」
「····」