• テキストサイズ

罪と罰 -喜-

第4章 つみとばつ




ガチャ···

ぺたぺた···
(罪のフェージャ、ずっと寝てる··お腹空かないのかな?···明日の朝には罰のフェージャがいなくなるって聞いたな···)


サラッ··
「今のあなたはどんな夢を見てるのかな?···おやすみなさい、フョードル・ドストエフスキー」

パタン···



ばったり★
「今罪の僕に会いに行ってましたか?」

「あっ··挨拶だけしてました」

「やっぱり君は優しすぎる···部屋に行きましょ」

「はい(やっぱり似すぎてるけど、違う)」


ーーーー····


ぎゅっ···
「フェージャ?(座らせて抱きつかれてる)」

「明日になれば罰は罪に戻る···"罪と罰"は仲良し···」

「怖いの?」

ピクッ···
「はい··今日1日ずっと一緒にいて初めて··消えたくないと思いました」

「····罰は消えませんよ、罰は私の中にいますから」
/ 166ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp