第2章 ねここ
ずん··
(うーん··何かお腹辺りに重みを感じる。)
ずり···ずり···
ぴたぴた···
(さっきから小さい何かが私の頬を叩いてる)
私は意を決して目を開けると
じー···
「······」
「···フェー···ジャ?」
耳が··生えてる。
ぴこぴこ
尻尾も···
ぴたんぴたん
「·····フェージャだね?」
こくこく
「·····」
とにかく、私は起き上がり、フェージャを見つめる。
大きさ
2頭身
重さ
ひょい··うごうご
「···子猫ぐらいだね」
尻尾···
ぴたんぴたん
(可愛い··)
時間的には、まだ夜中だ
何で遅い時間にフェージャ?がいるんだろうか···