• テキストサイズ

罪と罰 -喜-

第3章 ことば




じー····
(はなもようのばんそうこう)

「フェージャくん?」

「天音、せんせ」

「なぁに?」

ぎゅう

なでなで
「よしよし」

(天音から花の匂いがする)

(フェージャくんが離れないから動けないな。太宰くんを運んだおんぶ紐使うかな?)

「フェージャくん」

「やです」

「離れないよ。そのままでいいから我慢してね」

「······?」


・・・★

はぁ
「全く天音先生も随分と甘やかしていますね。」

ぎゅう····
「まぁまぁ」

「全く私と言う名の彼氏がいるのに!きいい!」

すん
「いつから···」

「天音はわたしの」

「何だと!フェージャくん!」

/ 166ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp