第13章 さみしい、ほしい
サラッ
(人とは不思議だ)
欲望に目がくらむ人間をたくさん見てきた。
それだから、手を差し伸べ壊した。
おもちゃのように
でも君は
おもちゃのような人間では無かった
「···僕が作る"世界"を見せてあげたいですね」
☆☆☆
パチッ
「···うっ··個々は··なんか(あったかい)···!?」
目を覚ました私が最初に気づいたのは、
ぎゅーー····
「すぅーー···」
(ーーーー!?)
私を抱きしめながら寝てるフェージャだ
ばくばく
「!?··??!(えっ、この状況なに?確か··私探偵事務所でーーー!)」
そうだ
私は太宰さんに挨拶をしたら目眩がして
(思い出した···)