第8章 ほしいです すみこみルート
がぱっ
「あっ、ちゃんと作り置き食べてくれてますね。もし食べ置き終わった時また作りますね!なにか食べたい物があったらリクエストしてください!」
「それは何でも?」
「難しいのは料理本見ます!でも最初は私が試食してから作りますね!」
「いえ、試食はしなくていいんで私の家で作ってください」
どきっ
「ふぁい//(顔面国宝)」
じー···。
(全く何もかも知らないような顔してる。キスも初めてだったみたいだし··その前に詳しく聞いてみないと先に進めませんね)
「フョードル先生?(真顔で見てくる)」
「今日はお話しましょう。原稿は出来てますから」
「仕事が早いですね!」
★★
「さて。いくつか質問しますね。天音はひとり暮らし?」
「最初はひとり暮らしで、今は太宰先生と中也さんの家に家事代行で居候してま···って先生!?」
ずごごご···。
「なるほど。太宰くんの押し倒しが分かりました····提案しましょう」
「はい···?」
にこり
「天音は今日から私の家に住みましょうか。国木田さんに話しておきますね」
「!?いやいや!そんな!//」