第5章 ☆ 黄瀬君
黄瀬「だから黒子っちとオレはよくイビられたよ、な~ッ♪」
黒子「ボクは別になかったです。てゆーかチョイチョイ、テキトーなコト言わないで下さい。」
あはは…ばっさり。
黄瀬「あれ?!オレだけ!!?」
ヒュンッ
それは、一瞬。
目の前をボールが通りすぎる。
時雨「黄瀬くんッ…!!!!!」
バチイッ…
黄瀬「っと!?った~ちょ…何!?」
火神「せっかくの再会中ワリーな。けど、せっかく来てアイサツだけもねーだろ。ちょっと相手してくれよ。イケメン君。」
ボールを投げたのは火神くんだった。
時雨「火神くん!!危ないよ…!!」
黄瀬「そーッスよ!それに、時雨っちに当たったらどうするんスか?!あと、悪いと思ってんだったらやらないでほしいっス!!」
うん。それもそうだよね。
火神「良いだろ?1on1しよーぜ。」
黄瀬「え~、そんな急に言われても…あー、でもキミさっき…。」
さっき…?
火神くんが何かすごい技でもしたのかな?
一拍おいて、黄瀬くんは不適に笑った。
黄瀬「よし、やろっか!いいもん見せてくれたお礼。」
マズイ。
何がマズイって、とにかくマズイ。