第2章 煩悩でしかない〜爆豪勝己〜お正月編
「・・・・・1つ、髪に触りたい」
「・・・・へ?」
ボソっと呟くと耳元の髪をゆっくりと掬うように触った
「2つ、その髪にキスしたい」
そういうと自分の口元に掬った髪を寄せる
「3つ、額にキスしたい、4つ目元にキスしたい、5つ頬にキスしたい」
「え?・・・・ちょっちょっと勝己!」
次々と口にした箇所に軽くキスを落としてくる勝己にどんどん顔が熱くなる
「5つ・・・「うわーっ!もういいですっっ!分かりました」
「何だよ、まだ108終わってねーぞ?」
少しだけ拗ねたように言う勝己にまいったというような顔をは見せた
「そんなに煩悩だらけなんてヒーローに向いてないよ?」
クスクスと笑う様子につられて勝己も笑った
「に対しての煩悩だけは増えんだよ、責任持って消化しやがれ」
そう言いながら首元に顔を埋めてくるから
少し恥ずかしいけどそれだけ自分のことを考えて想ってくれてるのはくすぐったくて愛しい気持ちが疼く
その気持ちを誤魔化すかのように顔を埋めてきた勝己の事をぎゅっーっと抱きしめた
「煩悩だらけで困るなぁ」
「もうそう思ってねーくせに」
言いながら抱きしめ返してくれる様子に今度は自分から勝己の頬にキスをした
Fin