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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜
第32章 ー番外編ー
「はい。そうです。烈と申します。」
深々とお辞儀をして挨拶する烈。
「そうか……」
晃は烈を見つめると、その顔に乃々の面影を探した。
烈に乃々の面影などあるはずもないのに
「…?」
(あるわけないよな…)
不思議そうにしてる烈に向けた視線を、そっと逸らすと晃は信玄の墓に手を合わせた
(信玄…ありがとう。無事、手紙を受け取れたよ)
晃が信玄の墓に手を合わせてるあいだ、烈は晃を不思議そうに見つめた。
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