• テキストサイズ

貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第32章 ー番外編ー





『信玄様の奥方は、なんでもその時代の人間ではなかったという話もあったらしいぞ』


「なんだよその話し。気になるじゃん。俺、聞いてねーけど。」
「たいした話じゃない。ただの都市伝説みたいなもんだ」

あれこれ聞いてくる信を軽くあしらうと、信篤が懐剣の前に座りこむ。
武田に受け継がれてきたこの事柄が、やっと終わったことに安堵もしたが…
何より自分がこのことに立ち会えたことが誇らしくあった。

(信玄様…無事、渡しましたよ。)

/ 686ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp