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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜
第32章 ー番外編ー
(あいつ…約束守ってくれたんだな)
晃はその話を聞くと、信玄が自分との約束をちゃんと果たしてくれたことに感謝した。
「信玄公の奥方が傾国の姫とも、異国の姫…とも言われていたのですが、鏑木様はその姫様の子孫なんですね。」
(子孫…ちょっと違うけど…血の繋がりはあるから…そんなとこか)
「そんなところです」
曖昧に答える晃を気にする様子もなく
「では…こちらも……」
信篤が横に置いてあった桐の箱を晃の目の前に置いた。
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