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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第31章 エピローグ



信玄が乃々に言葉の意味を問おうとすると、乃々が少し恥ずかしそうに微笑んだ


その微笑みの真意を読みとると、信玄はたまらず乃々の肩口に顔を埋めて隠す。

「……信玄様?」

愛らしい声で、はにかむように信玄の名を呼ぶ乃々


(惚れた女に、余裕のないところなんて見せたくねえ。つまらない男の意地だって、君には思われるかもしれないが)


信玄は今にも喜びの声をあげてしまいそうなのを堪えて平静を装おった

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