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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第29章 過去へ




「俺たちの部屋はそのままでもいいだろ。甲斐と越後は近いし、時々は酒に付き合ってやる」

私が寂しそうにしていたのに気づいたのか、信玄様が謙信様に笑いかける

「呑気な男だ。俺はいつでも甲斐を攻める準備はできているぞ」

好戦的な謙信様の言葉に、私はとっさに口を挟んだ。

「っ…戦は駄目ですよ」

「なぜだ」

「命は大事にしないと…。謙信様も信玄様とずっと仲良くしてください。もう、誰かが傷つく心配は、したくないですから」

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