• テキストサイズ

貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第29章 過去へ



わ、楽しそう…!

信玄様が私の頭をくしゃりと撫でた。

「君もそれでいいか? 乃々」

「もちろん。これでお別れなんて寂しいと思ってたところです」


「宴か。まあ、良いだろう。信玄と幸村には、どの道、部屋を片付けてもらう必要があるからな」

あ、そっか…

「乃々、お前の部屋も、気に入った調度品があるなら、躑躅ヶ崎館に持って行け」

「あ、はい」

謙信様はぶっきらぼうに言ったけど、どこか優しさが感じられて…
みんなと過ごした日々が楽しかった分だけ、少し寂しくなった

/ 686ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp