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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第28章 未来でデート



「でも…私は信玄様と一緒に見た、春日山からの城下の景色の方が好きです」

城下に連れて行ってもらった帰り道に見た景色を思い出す。

夜の闇の中に城下町の明かりがぼんやり浮かんでいて、提灯の灯りで照らされている町が儚げで美しかった。


「乃々…俺と逢わなければ、君はこの時代に戻り、幸せに暮らしてただろう」


信玄様の深い色をした目が、真剣に私を見つめる。

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