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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜
第27章 愛の言葉
「…本当は、わかっていたよ。お前の人生だ。好きに生きなさい。」
私たちの前に立ちはだかっていた最後の壁が、その一言で取り払われたように思えた
すると我慢していた色んな感情が堰をきったように押しよせて
その思いは涙となって、私の頬を次から次へと伝う
「乃々、ありがとう。一緒に帰ろう」
「はい…っ…」
頬を伝う涙を信玄様にそっと拭われ、笑顔で答えた
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