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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜
第26章 もう一つの戦い
「お前たちがいうタイムスリップが現実にあるとして…、なんでわざわざ、また五百年前に戻る必要があるんだ?」
「だって…信玄様には待ってる人たちがいて…」
幸村や謙信様…家臣の人たちが待ってるのに…
私は、不安な中、信玄様の無事を信じて待っている幸村を思い出した
「だったら、彼一人で戻ればいい。」
「な……なんで…そんなこと言うの?!」
私が叔父さんの一言に思わず、声を上げて反論しようとすると
「乃々。やめなさい」
意外にも信玄様にとめられた。
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